
うしのはま先生のコラム
離乳食までに知っておきたい食物アレルギーの話
生後5ヶ月から半年くらいの赤ちゃんを育てる親御様にとって、離乳食デビューは大イベントと言っても過言ではないでしょう。
初めはどんなものからスタートしようか、ちゃんと食べてくれるだろうか、どんな食べ物を気に入るだろう…そんな期待と不安を抱える親御様も多くいらっしゃると思います。
そこで、スムーズで安全な離乳食デビューをするためにも、一つ知識として知っていただきたいことがあります。
それが「食物アレルギー」です。
そもそも「アレルギー」は、なぜ起こるのでしょう?
食物アレルギーについて知識を得るためには、まず、アレルギーのメカニズムについて知らなくてはならないでしょう。
初めに、そもそも食物アレルギーはなぜ起こるのかを説明します。
私たちの体には、健康を守るための免疫という力が備わっています。
この免疫は、基本的に体に害をなすウイルスや細菌をやっつけてくれるものですが、特定の食品に対して「これは危険なものだ!」と、過剰に反応し、さまざまな健康被害を引き起こしてしまうことがあります。
こうした「食品に対する免疫の過剰反応」が、食物アレルギーの原因です。
免疫の過剰反応は、小さな赤ちゃんからご年配の方まで、誰しも起こる可能性があるということを知っておきましょう。
アレルギー反応が出やすい食べ物をご存じですか?
では、誰しもに起こる可能性がある食物アレルギーですが、全ての食品に対して同程度のリスクがあるという訳ではありません。
消費者庁の調査によると、アレルギー反応が最も出やすい食品は鶏卵で、次いで牛乳、ナッツ類、小麦と続きます。
鶏卵に至っては全体の33%以上を占めているほど、アレルギーが出るリスクの高い食品です。
一方で、離乳食を進めるにあたって、鶏卵は比較的初期の段階から使用される食品の一つでもあります。
初めて使用する際は、きちんと加熱した卵黄一口から始めるようにしましょう。
乳製品が不安な場合には、豆乳などに置き換えて様子を見るのもいいかもしれません。
こんな変化があったら、もしかしたらアレルギーかもしれません
食物アレルギーは、さまざまな症状が出ます。
有名なものでは、じんましんやかゆみといった「皮膚症状」が挙げられるでしょう。
特定の食品を食べてすぐに肌に赤みが出たり、痒くなったりする場合には、アレルギー反応かもしれないので、食べることを控えてきちんと様子を見るようにしてください。
皮膚症状の次に多くみられる症状は「呼吸器症状」です。
突然喘息のような息遣いになったり、苦しそうにしていたりと、普段と違う様子があった場合は早めに医師に相談するようにしましょう。
それ以外にも、瞼や唇が腫れたり、腹痛や嘔吐といった症状が出たりするケースもみられます。
とにかく「初めての食品で普段と様子が違う!」と感じた際には、決して無理に食べさせず、医療機関に相談するようにしましょう。
アレルギーのご相談はぜひ当院へ!
2020年に実施された、ある調査結果によると、この20年で食物アレルギーを持つお子様の数は2倍に増えたと言われています。
その背景には、食生活の変化など生活習慣が深く関わっているとされています。
とはいえ、離乳食がスタートしたばかりの乳幼児が突然アレルギーと言われても、あまりピンとこない親御様もいらっしゃるでしょう。
アレルギー疾患は、発症する食品も、その症状も、重症度も、お子様によって異なります。
だからこそ、まずはきちんと検査を受けてお子様の体をアレルギー反応からしっかり守ってあげることが大切です。
当院では、お子様一人ひとりの体調としっかり向き合い、適切なサポートを行いながら必要な対策を考えていきます。
食物アレルギーに関するお悩みがありましたら、ぜひ私たちにご相談ください。
医院情報
「大濠こどもクリニック」は、大濠公園のすぐ隣にある小児クリニックです。
小児科の総合診療科のような立ち位置で、多くの方の「かかりつけ医」として、お子様の健康を支えることに貢献してきました。
お子様がリラックスして過ごせる明るい院内で、お子様と親御様としっかり信頼関係を築いた上での治療を提供いたします。
乳幼児検診や予防接種、そのほかお子様の体調不良や体・心の発育に関して気になること、ご心配なことがありましたら、ぜひ私たちへご相談ください。
◆クリニック名
大濠こどもクリニック
◆所在地
〒810-0052
福岡市中央区大濠1丁目3番5号 サンリッチ大濠2F
TEL:092-739-8650
お子様の健康を真剣にサポートいたします。
お気軽にご相談ください♪





