うしのはま先生のコラム

乳幼児の予防接種〜任意接種について〜

乳幼児のワクチン接種というと、基本的には定期接種が主流です。

しかし一方で、任意接種でしか予防できない病気があることも知っておかなくてはなりません。
おたふく風邪やインフルエンザなど、日本ではまだ定期接種に含まれていないものも、任意接種のワクチンを利用することでしっかり予防に取り組むことができます。

今回はそんな任意接種のワクチンについてのお話です。

「任意予防接種」とは、各々が希望に合わせて受けるワクチンです

任意接種のワクチンは、「予防接種法」で接種が定められていないものを指します。

とはいえ、定期接種のワクチンと任意接種のワクチンに優劣はありません。
「定期接種に入っていないから打たなくてもいい」「リスクが大きいワクチンなのかもしれない」と考える方もいらっしゃるかもしれませんが、あくまでも制度上の違いであり、どちらも健康を守るためには大切なワクチンであるということを知っておいていただきたいと思います。

一方で任意の予防接種は原則、個人で費用の負担をする必要があり、一部の自治体では費用の一部負担といった制度が設けられています。接種を希望する際には、事前に自治体の制度について確認をしたり、かかりつけ医の元でワクチンに関する詳細を聞いたりした上で臨むようにしましょう。

「任意予防接種」の種類について

お子さまの任意予防接種で有名なものといえば、おたふく風邪ワクチンではないでしょうか。(かつては水ぼうそうワクチンも任意接種の範囲でしたが、現在は定期接種に加わりました。)
おたふく風邪ワクチンは、1歳から1歳3ヶ月の時期が推奨期間とされています。

また、最近では新型コロナウイルス感染症のワクチンも注目されています。

さらにインフルエンザのワクチンを家族で打つ方も増えてきました。
こうしたワクチンは、現在は任意接種に属していますが、今後定期接種に加わる可能性も考えられます。

任意予防接種は必要に応じて家族で接種を検討しましょう

任意の予防接種は、定期接種と異なり、大人の方も対象に含まれます。
例えばおたふく風邪などは子どもの予防接種と思われがちですが、必要に応じて大人の方が受けるケースも少なくありません。

また、皆さんがご存じのようにインフルエンザや新型コロナウイルス感染症のワクチンは大人が受けることも多くあります。予防接種の目的の一つは、あくまでもお子さまを取り巻く環境で感染症のリスクが高くならないようにすることです。

そのためには、お子さまだけではなく、親御様や周囲の大人が予防のためにワクチンを接種することも考えなくてはなりません。
「子どもがワクチンを打っているから大丈夫」ということではなく、家族みんなで感染症のリスクを軽減し、みんなが健康な状態を維持できるように考えていきましょう。

予防接種を受けるか受けないか悩んだ時はご相談ください

今回ご紹介した以外にも、ワクチンの種類はたくさんあります。
例えば、国内では感染リスクがないものの、海外へ渡航する際には接種が必要なものとしてはA型肝炎ワクチンや黄熱ワクチン、狂犬病ワクチンが有名です。

一方で、新型コロナウイルス感染症など、国内で感染が流行していてワクチン接種が推奨されるケースもあります。定期接種と違い、任意接種のワクチンはその時の状況に応じて親御様が判断して接種する必要があるため、打つべきか迷ってしまうということもあるでしょう。

当院で接種ができるもの、できないものに限らず、予防接種に関して気になることやご不安なこと、決めかねていることがなどがありましたら、まずはご相談にお越しください。
お子さまの健康と安全を守るために、今どのワクチンを打つべきか、親御様と一緒に考えてまいります。

医院情報

「大濠こどもクリニック」は、大濠公園のすぐ隣にある小児クリニックです。

小児科の総合診療科のような立ち位置で、多くの方の「かかりつけ医」として、お子様の健康を支えることに貢献してきました。

お子様がリラックスして過ごせる明るい院内で、お子様と親御様としっかり信頼関係を築いた上での治療を提供いたします。

乳幼児検診や予防接種、そのほかお子様の体調不良や体・心の発育に関して気になること、ご心配なことがありましたら、ぜひ私たちへご相談ください。

 

◆クリニック名

大濠こどもクリニック

 

◆所在地

〒810-0052

福岡市中央区大濠1丁目3番5号 サンリッチ大濠2F

TEL:092-739-8650

 

お子様の健康を真剣にサポートいたします。

お気軽にご相談ください♪

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