
うしのはま先生のコラム
学校心臓検診について
学校心臓検診は学校安全保健法に基づき小学1年生、中学1年生、高校1年生で行うことが義務付けられております。まず学校に技師が赴き心電図検査(一次検診)を行なっております。そこで得られた心電図に、専門医がチェックを加え、その情報と共にご家族から得られたアンケート調査(既往歴、家族歴)をもとに二次検診(県では精密検診)を受診いただく児童生徒を抽出し二次検診の受診を推奨しております。お子様の生命の安全を守るために、事前にお子様の状況を学校と共有していくことが大切です。二次検診へ推奨された児童生徒でも、正常範囲と診断んされ運動を行うことに問題がない場合も少なくありません。子ども達は、成長と共に激しく運動をするようになります。また運動は、体育の授業、クラブ活動のみではなく、休み時間等の遊びの中にも含まれております。子供達の安全を確認しながら成長を見守る一助になればと考えております。当院でも福岡市学校心臓検診の二次検診医療機関として、福岡県学校心臓検診の精密医療機関として対応させていただいております。当院で更なる精密検診が必要と判断されたお子様方は、福岡市立こども病院や九州大学病院小児科または循環器内科等の専門医療機関にご紹介申し上げ最終的な判断を決めている状況にあります。子供の心臓病は、生まれつきの症状が出る先天性心臓病のみでなく、心房中隔欠損のように成人になってから症状が出る先天性心臓病があります。そのほか川崎病や不整脈疾患、心筋疾患(心筋症、心筋炎)など成長につれ明らかになるものも少なくありません。





